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全体的に、高年式のミニと違い雰囲気のあるエンジンルームです。 11スタッドのヘッドが、ミニの王様であるクーパーSエンジンの存在を十二分にアピールしています。 この車輌のエンジン、ギアBOXはかなりシッカリしており、シフトの操作感も非常に良く、かなり良い状態であります。 この時代は3シンクロ・ミッションですが、この車輌には4シンクロ・ミッションが搭載されており、使い勝手も非常に良いですね。 エンジン調整、キャブレターOH、水回りや点火系パーツの整備は完了し、現在、丁寧に慣らし運転中です。 |
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吸気はSU1・1/4ツインキャブレター。 各部が強化、チューニングされたSエンジンは、力強く、そしてスムーズに吹け上がります。 現代のクーパーをチューニングしても同じフィーリングは得られず、やはりSエンジンならではのですね。 |
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ディスクブレーキ装備となり、ブレーキ容量が多く必要となった為に装備された背の高いブレーキマスター。 右側クラッチマスターは、新品に交換。 こちらは、貴重なスチール製マスターを使用しました。 エンジンルームの雰囲気も重要ですから。 |
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フロント回りに関しては、あえてオーバーホールではなく10インチDISKキットをNEWパーツにて交換しました。 各ブッシュ類やジョイント、ベアリングもキッチリと整備済み。 安心して走り回って下さい。 また、この写真で見えるインナーフェンダー等を見ても、ボディの状態の良さが伺えます。 |
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リア回りも手を抜かずに仕上げています。 ブレーキはキッチリとオーバーホールを行い、ベアリング交換やグリスアップ、Hi−LoもNEW取り付けしています。 |
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まるで最近レストアを行ったかのようなインテリア。 各メーター等のトラブルも無く、メーターカウルも良い状態。 写真で見えるフロアカーペットも非常にキレイです。 |
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張替え済みのシートは、破れやヘタリが無いのはもちろん、ダイヤフラム(座面下の支えになる部分)もシッカリしており、まるで取り付けたばかりの様な仕上がりです。 |
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カーペットを捲ってみれば、水の浸入した形跡も無く、また、フロアも歪みの無いキレイな状態。 レストア時の仕上げの良さが解る部分でもあります。 |
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ドア下もご覧のようにキレイ。 保管状態も良かったのでしょう。 ドアの水抜き穴周辺に錆びも無く、ベストといえるでしょう。 |
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少し写真が暗くなってしまいましたが、天貼りも非常に良い状態です。 この柄付きの天貼りがMK−Iの特徴でもあり、雰囲気が違いますね。 |
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最近、当店でレストアを行った車輌ではありませんが、ボディ・コンディションはベスト。 仕上げの良さ、保管状態の良さで、今の状態を保っていると言えます。 キレイ好きの当店のスタッフも満足のエクステリアです。 |
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各メッキパーツに錆びも無く、こちらも良いコンディションを保っています。 いくらボディがキレイでも、細かい部分がダメだと台無しですからね。 ボディに写る景色が歪みも無く、いかに良く仕上がっているかが解ると思います。 |
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リア回りもご覧のように良い状態です。 レンズやライセンスランプ等も非常に良い状態です。 |
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トランク内部のカットです。 MK−Iにはトランクボードが装備されているのですが、撮影の為に外しています。 トランクフードやフロアが歪みが無いのが解るでしょうか? トランクフロアのセンターで盛り上がっているのは、スペアタイヤ固定用のブラケットです。 こういう細かい部分の造りは、MK−IやMK−IIの時代の方が断然イイですね。 |
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ドアとボディの合いを見て下さい。 アウターヒンジのドアはズレやすく、ドアが下がってしまう車輌も多いのですが、キッチリと合っているのが解りますか? |
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手間と時間をかけてレストアを行われたボディは、 10年を経た今でもとても良い状態を保っています。 ベストコンディションと言えるボディです。 |
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@油脂類交換 キャブレター分解OH・調整 ステディブッシュ交換 ポイント、コンデンサ、ディスキャップ、プラグコード交換 プラグ交換 ファンベルト交換 フューエルタンク洗浄 フューエルホース交換 フューエルフィルター取り付け 点火時期調整 エンジン調整 AクラッチマスターシリンダーASSY交換(スチール) クラッチレリーズ点検 クラッチ調整 B水回り点検 LLC交換 C10インチDISKキット NEW取り付け フェロード825Aブレーキパット NEW取り付け 右ボールジョイント交換 右ハブアウターシール交換 ラバーカップリング左右交換 ロアアーム&ロアアームブッシュ左右交換 テンションブッシュ左右交換 左リアハブベアリング交換 右リアハブベアリング グリス入れ替え リアHi−Lo NEW取り付け 足回り各部点検 Dリアブレーキ ホイールシリンダーOH ブレーキマスター点検 ブレーキ調整 |
この車輌について、誤解の無い様に補足しておきます。 この車輌は、過去クーパーSとして日本に輸入され、前オーナーもクーパーSとして大切に維持しておりました。 しかし、当店では、ボディのシリアルNoが1000クーパーの物の為、あえてMK−Iクーパーとして販売致します。 ただし、40年前の当時、クーパーSはモンテカルロ・ラリーでの活躍もあり、爆発的に売れた時期でもあります。 その当時1000クーパーのボディに1275Sエンジンを搭載して発売していた車輌があると推測されています。 どちらにしても内容のシッカリしたベストコンディションのクーパーです。 しっかりと整備を行い、その上で通常より安価にての提供となります。 是非、乗って走って楽しんで下さい。 キッチリ仕立てました。 いいですヨ、クーパーS。 |
(消費税別)