エンジンは1000ccオリジナルで、約4年前にフルオーバーホール。 キャブレターをノーマルのSU1・1/2からSU1・1/4ツインキャブに変更。 それに伴い、3ブランチLCBを装備し給排気系をセットアップしています。 エンジンは低回転からスムーズに高回転までストレス無く回り、 扱い難さはまったくありません。 高回転をキープして走れば、3.7という高いファイナル(1000ccサルーン・ミニは3.4)によってスポーツ走行を楽しむ事も可能。 また、1000ccエンジンはパワーがない分、1300ccと比較すると消耗品のサイクルも長く、定期的にオーバーホールを行っていれば40万kmは使用可能です。 このまま乗るもよし、ハイカムを入れてもう少しパワーを出しても楽しいですね。


SU1・1/4ツインキャブ
K&Nエアクリーナー
3ブランチLCB


1999年のエンジン・オーバーホール時の写真です。 エンジン・ミッション・クラッチまでオーバーホールを行っています。


リバース クーパーSホイール(希少)
サスペンションはコイルサス、Hi−Lo、SPAXショックを装備。 コイルサスは前オーナーがハイドロ(ラーバーコーンの替わりに液体で制御している)の乗り味を出す為に選択しました。 ロングホイールベースとコイルサスによってとてもゆったりとした乗り味です。 ブレーキはオリジナルの4輪ドラムブレーキ。 しかし効きに不安はなく、60km/h以下ではディスクブレーキよりも効く感じ。 SPAXショックは、どちらかと言うと固めの感じなので、更にハイドロに近い感じにするにはARCやビルシュタインのショックに交換するのも良いでしょう。 ホイールはリーバスタイプの物を使用。 こちらも今では希少なパーツです。


4輪ドラムブレーキ
コイルサスペンション
Hi−Lo KIT
SPAXショック
ステンメッシュ ブレーキホース


1999年のレストア時には、サスペンションも全てバラしています。 コイルサス、Hi−LO、ショックもこの時にセットアップ。 ブッシュ類なども交換しています。

内装は赤で統一。 シート、内張り等張替えを行っています。 メーターはシングルメーターにアルミメーターパネルを追加。 メーターパネルもレザー貼りで仕上げています。 スミス・クロノメトリックタイプタコメーター、スミス・水温計&油圧計(機械式)を装備。 センターキーやMK−1ヒーター&チョークケーブル、MK−1フロアカーペットなどのパーツを選択。 こだわりを持った仕上げです。
MK−1ステアリング
MK−2コラム
スミス クロノタイプタコメーター

(メーターパネルの穴は、取り付けスイッチえお思案中です。 スイッチを取り付け次第、アップします)


内装張替え(内張り、シート、シートベルト等、赤で統一)
シート レザー張替え
クイックシフト
アルミ シフト&サイドブレーキノブ
レザーメーターパネル
MK−1センターキー(パネル加工)
MK−1ヒーター&チョークケーブル

MK−3ヒーター
レザー メーターBOX(アルミ製)
スミス 機械式水温計
スミス 機械式油圧計
パディ アルミアクセルペダル
ヘラー ハザードスイッチ


1999年レストア時の写真です。 ボディはフロアまで全て手を入れて、希少なMK−1フロアカーペットや、シート、内張り、メーターパネルなど全て新品パーツを使い仕上げています。

この車輌の特筆すべき部分は、何と言ってもボディでしょう。 ピックアップは希少な上に、本来イギリスでは実用車ですから日本に入ってくる時点でボディの状態があまり良くない車輌が多いのです。 この車輌は約4年前に外せるパーツは全て外し、ボディを裸にした状態でレストアを行っています。 外側だけではなく、フロア、エンジンルームに至まで全て手を入れています。 4年経った今現在でも錆びはほとんど無く、とても良い状態を保っています。 また、リア荷台にはFRP製のハードトップ、テールレンズをMK−1(ピックアップ用)と、希少パーツを使い仕上げています。 
MK−1テールレンズ(希少)



FRPトノカバー
AUSTIN SEVENエンブレム
HELLA H4ヘッドライト
OLDタイプ フロントマーカー
脱着タイプ フロントグリル
オーバーライダー

レイヨットタイプ レーシングミラー
メッキ フェンダーモール


レストア時の写真です。 外せる物を全て外し、細部まで錆び取り等を行いレストアしています。 エンジンルームはもちろん、床下、荷台の下のスペースなど、全て手を入れて仕上げています。 ここでの仕上げが何年か経つと差になって現れます。 きっちり仕上げたボディは永く良い状態を保てるのです。

油脂類交換
消耗品交換
足回り、ブレーキ点検整備
点火系点検整備
水回り点検整備
ラジアルタイヤ×4本 NEW入れ替え
マニフローVAN・PICK用マフラー(希少) NEW取り付け
外装仕上げ渡し


もともと台数も少なく希少車であるピック・アップを日本国内にて、1999年5月〜10月にかけてフルレストアを行った車輌です。 隅々まで手を入れて仕上げたボディは、4年経った今でも腐りは無く、少し手を入れてあげるだけで永く良い状態を維持する事が出来るでしょう。 また、内外装ともに当時の希少なパーツをふんだんに使い仕上げてあります。 今では状態の良いピックは本当に少なくなりました。 とてもセンス良く仕上がっている車輌です。 興味のある方、ピックをお探しの方、是非ご覧になって下さい。 状態の良いピックは中々出てきませんよ。

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