こだわりのミニ派の中では、この見慣れないシリンダーヘッドを見ただけで「Noサンキュー」は方も多いと思いますが、考え方を変えれば本国ではツインカムレギュレーションのレースも有り、ましてや市販車としての販売車もあった経緯を考えると、ツインカムエンジンパワーに対しても対応できるトータルバランスの優れたミニのボディ廻りにあらためて感心させられます。 今回、特に希少となったKADツインカムミニを入手した為、トータル的にパワーユニット/ドライブトレイン/インテリア/エクステリア等、一通り丁寧に仕立てなおしました。 ぜひミニ族の中の趣味性の高い一台としてチョイスしてみて下さい。 |
通常の1271ccから1380ccへとボアアップし、そこにツインカムヘッドを用いてのチューニングのため、エンジン詳細についてはオリジナルと大きく違いってきます。 ミニの特徴上、低排気量・高回転型となりますが、全ての仕上げが大きく違っています。 エンジン回転数3000rpm〜5000rpmまでの吹け上がりのよさとトルクの上がり方は一般的なミニの比ではなく、かといって低回転が扱いにくいということもなく、パワーが有り余るという表現になりますのでトータル的に使い勝手が良いという事になります。 性能を十二分に楽しみたい場合は天気の良い慣れたドライブコースかサーキットでお楽しみください。 |
KADツインカムヘッド ロードコース ・ヘッド周り分解フルオーバーホール ・バルブすり合わせ ・ポート研磨 ・EXマニホールド加工作成 ・KENT製BD3カムシャフト×2 ・希少WEBER45 DCOE9(Made in SPAIN)×2 ・+73.5mmシリンダーボーリング(1380cc) ・コスワース鍛造ピストン ・ジャックナイト製4速クロスミッション ・カム&ポールLSD ・3.9ファイナルギア ・ラジエター加工/コア張替えオーバーホール済み ・ウォーターポンプ/各ホース類交換 ・クランク/コンロッド/スラストメタル交換(各STD) ・点火系パーツ交換 ・59D〜65Dディストリビューター(NEW)へ交換 ・強化クラッチディスク/カバー ・クラッチ/ブレーキ油圧系オーバーホール済み ・各ベアリング類チェック交換 ・ミッション分解フルオーバーホール ・各オイルシール交換 ・各ガスケット交換 ・タイミングベルト交換 etc クロスミッションやエンジン回りのチューニング、サスペンション回りのチューニング等に関しては「試してみました」コーナーや「もっとイイ話し」コーナーで紹介していますので、是非そちらもご覧ください。 |
SPAXコイルオーバーサスペンションを組み込んだ足回りは、しなやかさの中にもしっかりと踏ん張りの効く味付けとなっています。 6Jミニライトにアドバン032R、ネガティブキャンバーとの相性も良く、コーナーでは狙ったラインをトレースして気持ちよく走れる仕様です。 まだエンジンが慣らし運転の段階ですがLSDの効きもあり、グイグイと曲がっていける内容です。 コイルオーバーにより若干高めにセットアップされた車高ですがロール感も少なく、慣らしを終えて攻め込むのが楽しみなサスペションです。 ブレーキ回りもきっちりと整備していますので、安心して乗ってください。 |
・フロント/リア SPAXコイルオーバーサスペンション(車高調) ・10インチDISKブレーキKIT ・キャリパー分解点検清掃 ・リアブレーキ分解オーバーホール ・ブレーキフルード交換 ・フロント/リア ナリタ製ネガティブキャンバーSET ・ミニライト製 6J−10インチ ディープディッシュアルミホイール ・アドバン032Rラジアル(NEW) ・各部分解オーバーホール組み付け調整済み |
全体的にレーシーなイメージで仕立てました。 センターメーターKITにレーシングメーターパネルであしらえたフェイシア回りには、レーシングスイッチ類を配置し、小径なモモ製レザーステアリング、コブラ製ローバックシート(張替え)などにてブラックで統一しました。 デフが効くと多少ステアリングは重くなりますが、小径のためレスポンスもよく小気味よい操作感ではありますね。 この辺は好みで変更して楽しんでください。 |
・スミス200km/hセンターメーターKIT ・レーシングメーターパネル加工取り付け ・レーシングスタータースイッチ ・フューエルポンプスイッチ ・電動ファンスイッチ ・モモ製プロトティーポレザーステアリング ・フロント2脚 コブラ製ローバックシート オリジナル張替え(NEW) ・リアシート ブラックレザー張替え(NEW) ・ブラックレザートリムKIT(NEW) ・ブラックフロアカーペット(NEW) ・ステアリングアジャスター ・アルミフットレスト |
新車販売から23年経過しているとはいえ、大きな錆びや腐りも無くコンディションの悪くないボディでしたが、エンジン回り等キッチリやり直すことも考えMK−T仕様にて新たに仕立てなおすこととしました。 ボディは丁寧に錆び取り等を行い、内外オールペイント。 フロントはあえてサンズレスとし、コックドベルトの逃げのある膨らんだFRP製ボンネットがさらにレーシなイメージ。 リア回りも今回新しくMK−T仕様として丁寧に板金加工して仕立てました。 もともとこの車輌には大きなオーバーフェーンダーを付け公認となっていたのですが、全体の雰囲気も考えBSCC限定車などのスポーツパック車用の7JオーバーフェンダーをNEWパーツにて取り付け。 6Jディープディッシュのミニライトが面一で決まり、オールブラックのボディカラーとゴールドホイールのバランスも良いと思います。 KADツインカムエンジン搭載とバランスの取れた雰囲気の良いエクステリアに仕上げました。 |
・ボディ錆び取り内外オールペイント(NEW) ・オースチンクーパーMK−Tグリル ・FRPボンネット ・MK−Tテールアダプタ溶接板金加工(NEW) ・MK−TテールランプASSY(NEW) ・7Jスポーツパックオーバーフェンダー(NEW) ・MK−Tタイプラインセンスプレート&ランプASSY(NEW) ・オールドタイプフロントマーカー ・フロント/リア クローム丸バンパー(NEW) ・フロント/リア/クォーターウェザーストリップ&モール交換(NEW) ・マニフローサイドマフラー ・S800フェンダーミラー ・グリルボタン |
●パワーユニットパーツのみで 200万円オーバー ●パワートレイン・サスペンション 100万円オーバー ●Bodyレストア・MK−T仕様作成 80万円オーバー ●インテリア・その他 50万円オーバー その他、車輌本体・改造申請・工賃等を考えたら途方も無いプライスになってしまいます。 このプライスで提供できるこの機会にお求めください。 なお、詳細等につきましてはお問い合わせくださいませ。 |
(消費税別)