オリジナルの９５０ｃｃユニットは、オーバーホール後の走行距離の少なさからオイル上がりや下がりも無く滑らかでスムーズ。　また、本体からのオイル漏れや滲みもほとんど無く、フューエルポンプからの滲みに手を入れればＯＫ。　水温の管理についても、当店から赤城山の山頂まで長い登りの坂道をかなり引っ張って行っても９０度と全く問題なく、夏場の渋滞も、オプションであるケンロー 電動ファンユニットもあり申し分なし。　また、ＳＵ製Ｈ４ツインキャブレターも車と合っており、見た目の雰囲気の良さ、乗っての扱い易さもえらくスムーズです。　手入れの行き届いているエンジン回り及び補器類といった感じです。

コンディションの良いサスペンションは、当店では特に大きなメンテナンスも必要とせず、ステアリングラックブーツの交換と４輪ブレーキのオーバーホールくらい。　アッパーアーム、ロアアーム、フロント／リアのフレーム回りと見てみると、約１０数年前のフルレストア時にはスプライトを良く知っている方が仕上げたと思われるキレイで良い状態です。　リアサスペンション回り、板バネもＮＥＷパーツのような下回りです。

オリジナルパーツをふんだんに使用したインテリア。　ドアのウェザーストリップも中に金具の入る当時物。　メーター計器類も全て問題なく作動。　フロアカーペット、インテリアトリムと擦れや破れも無くベストコンディションと言っていいでしょう。

特筆すべきはＢｏｄｙコンディション。　仕上がりのよさもあり、フルレストアから１０数年経っているとは思えない内容です。　特に１枚物の大きなボンネットは傷んでいる車輌も多く、仕上げるのに手間のかかる部分ですが、ボンネットのラインからドア、そしてリアフェンダー回りと、多少のペイントの色褪せはありますがベストです。　また、床下、エンジンルーム、前後のフレーム回りの状態は、ＭＫ−Ｉスプライトの中でもかなり良い状態と思います。

		幌、サイドカーテンは新品未使用です。

（消費税別）