1976y BL MINI 1000 MK-III

ＭＫ－Ⅲの生産終了する時に日本国内にはもう新車が無く、当時のディーラーである日英自動車にオーダーして本国から取り寄せたという最終のＭＫ－Ⅲミニ１０００です。　本来、グラシアホワイトのボディカラーにブラウンの内装はありませんが、生産終了間際で作成された為、新車時のラインオフでカタログには無い組み合わせとなりました。　異常なほどしっかりと管理し１オーナーでずっときた車輌です。　近年になり使い勝手を考えて吊り下げ式クーラーをＮＥＷパーツにて取り付け、その際にキャブレターもＳＵ１・１／２に変更しています。　またクラッチを交換し、軽いオーバーホールも同時に行っています。　新車から３８年、ここまで１オーナー、そしてこれだけのコンディション・内容の良い車輌が出てくるというのは、ある意味奇跡だと思います。　全てにおいて素晴らしいミニ１０００です。　実車をご覧いただければ全てご理解いただけると思います。　この機会を逃せば、これほどの内容の車輌はまず出てこないでしょう。　お早めにどうぞ。

大切にしっかりメンテナンスされたエンジンルームです。　走行の少なさもありますが、前オーナーの性格上ある程度のサイクルで手を入れているパワーユニットは、フルオーバーホールこそしてありませんが、クラッチ交換やヘッド回りの点検、ガスケット交換やタペット回り、タイミングチェーン等しっかり整備してあり、近年、クーラーユニットを新品で搭載しております。　その際にオルタネーター交換やキャブレターを１・１／４から１・１／２サイズへ変更しクーラー使用時のパワーロス対策をしております。　どちらにしても特有のフリクションも無く、フィーリング良く回るベリーグッドなエンジン及び機関です。　きっちりした１０００ミニを希望の方、特におすすめです。

エンジン、機関同様にしっかり整備されている足回りです。　この時代のミニまでは、近年のミニと比較して特にフロントサブフレーム及びマウント類の違いなどにより、ミニの歴史上一番軽量な車重もあり、ミニ特有の曲がりの良い走行性能の代表格モデルです（ノーマル車での比較）。　また走行の少なさによる各部のガタの無さ、コンディションの良さが特にご理解いただけるかと思います。　おすすめです。