もうちょっとトルクが・・とか、パワーが・・とか言われる方に打って付けの仕様です。　スタンダードクーパーでも十二分なパワーですが、オーバーホール時にボアアップを行い９９８ｃｃから１０３０ｃｃにパワーアップ。　もちろんシリンダーヘッドも分解オーバーホール。　バルブ回りからシート加工、摺り合せ等きっちり仕上げております。シリンダーも丁寧にボーリング。　カムシャフトはもちろん造りの良いクーパーカム、ハイキャパシティオイルポンプに変更、アジャスタブルタイミングチェーン取り付け、クランク回り点検（走行の少なさから非常に状態の良いクランクでした）メタル交換摺り合せを行いました。　ピストンはオメガ製フラットトップ＋４０にて加工。　キャブ回りはオーバーホール調整はもちろんのこと、エンジンスタッド及びヘッドスタッドボルトはＡＲＰ製強化スタッドに変更しています。　ミッションについてはストレートカットのクロスミッションに変更しており、各ギアのチェックから各シャフト回りのガタ点検、ベアリング回りはほぼフル交換、シンクロリングは全交換にて仕上げました。　またデファレンシャルについてもフルオーバーホール、センターピックアップパイプの加工取り付け、クラッチディスク交換等にて仕立てております。　日常の使用勝手から点火系パーツは現行の物（コイル、コード、デスビ回り）にて交換及び点火時期調整。　水回りもラジエター、ウォーターポンプ、ホース類交換済みです。　ブレーキマスター及びクラッチマスターオーバーホールにてインナーキット交換、クラッチレリーズ交換、各ホース点検交換済み。　モカール製オイルクーラー追加、電動ファン追加と隅々までトータル的に仕上げております。　いいですよ。

ドライブシャフト回り、ハブベアリング、ジョイント回り等トータル的に交換・調整済みです。　もちろん、ブレーキ回りも全てオーバーホール済み。　ハイドロラスティックサスペンションの為、フロントにＧＡＺ調整式ショックアブソーバーを新品追加加工取り付け済み。　ブレーキパットもＡＲＣ製ストリートパットに交換、キャリパーピストンもステンレス製に交換オーバーホールを行っています。　またラバーカップリングのユニバーサルジョイントも強化タイプのテフロン製に交換済み。　リアにはネガティブキャンバーも取り付け済みです。　きっちり仕上げました。

ほぼオリジナルで役４６年経っているインテリアです。　コンディションの素晴らしさを理解して頂けると思います。　もちろん、途中消耗品としてチョークケーブルおよびヒーターケーブルの交換などの細かい変更はあります。　追加としてスミス製８０００ｒｐｍタコメーターの取り付け、ジョンアレイロールケージ、パディのアクセルペダルなどにて６０年代当時のワークスカーのイメージをさりげなく演出しているインテリアです。

程度のすこぶる良いエクステリア。　ブリティッシュレーシンググリーンにクーパーラインとゼッケンサークルという当時のクーパーカーＣｏをイメージしたエクステリアです。　希少なホイールはＣＲ製の８０年代後期から９０年代初期に復刻されたクーパーカーＣｏ時代の通称ローズペダルです。　レーシングミラーは７０年代のレディヨット復刻タイプで、今のレーシングミラーとは一味も二味も違います。　グリル、バンパー回り、トリム類とクロームパーツの状態もベリーグッド。　程度の良いクーパーカー仕様いかがでしょう。

（消費税別）

ミニ屋Aiフラジル