特殊板金編の第2弾です。
前回は、フェンダーの塗装剥離、そして錆び穴にビックリした所で終わりました。
ご覧になっていない方は、是非PART1をどうぞ。
では、今回はどうなっているか、ご覧下さい。
まず、下の写真をご覧下さい。
![]() |
ここで、「おや?」と思われた方は、PART1をじっくりご覧になって頂いた方ですね。
前回は、塗装を落とし、銀色になったフェンダーが残っていました。
ところが、思ったよりフェンダーの状態が悪く、交換する事になったのです。
下の写真は、正面からみた図です。
見事にフェンダーが無くなっています。
![]() |
赤丸が何故書いてあるかというと・・・。
下に拡大写真を用意しました。
思わぬ所に錆びは広がっています。
穴は完全に貫通してしまっていました。
![]() |
穴をドア側から見たのが下の写真。
見事に錆びています。
30年の年月というのは、永いですね。
今更ながら時間の重みを感じました。
![]() |
続いて前側、フロントのバンパーを付けるミミです。
ここも錆び落としはしたのですが、完全には取りきれていない状態です。
奥の方はまだ錆びが見えていますね。
![]() |
今度は、横からのカット。
ドア、シート共に外されて、中が良く見えます。
![]() |
もっと近づいたのが下の写真。
ドアの下側、ウエザーストリップが付く部分は錆びが進行しています。
やはり、ゴムが被っていますから汚れも溜まり易く、また湿気も抜けません。
時々はウエザーストリップを外して掃除してあげて下さい。
![]() |
残るはドア前の部分です。
銀色の部分は、磨いてあるのですが、やはり溶接の継ぎ目は錆びが出易いようですね。
どうしても溶接で熱が加わるので仕方ないのですが・・・。
こういう部分も、錆び止め剤や処理の仕方で持ちが大分変わってきます。
![]() |
![]() |
いかがでしたか?
これからまだ問題が出てくるのですが、それはPART3で紹介したいと思います。
エンジン、足回り等は交換が出来ますが、ボディはそうはいきません。
早い車ですと新車時に錆びが発生している場合もあります。
早めに処理してしまう方が金額も安くすみます。
一番大事なのは、普段のお手入れ。
年に1回はゴム類を外して清掃したり、CRCをかけて錆びが広がるのを防いだり。
また、雨の日に乗った後などは、ドア等を開けて乾かした方がいいですね。
大切なミニですから。
ではPART3をお楽しみに。