「あんなこと、こんなこと」でも書いた4連ランプポッド。 1964年にミニがモンテカルロ・ラリーで優勝し、その30年後に当時ノドライバーであったパディ・ホプカーク氏がミニでモンテカルロ・ラリーに出場しまし、その時の車輌である「L33EJB」のノーズに取り付けられていたものです。 今回、せっかく手に入れることが出来ましたので、展示車輌に取り付けを行いました。 さあ、カッコよく仕上がるでしょうか。 では、作業の様子を紹介しましょう。 |
まずは、取り付ける前の状態を紹介しましょう。 ポッド本体はハンドメイドにてアルミ材で作られています。 複雑なアールを描いている曲線部分、全体の形状、手間をかけて作成されているのがわかります。 |
裏側はこんな感じ。 ハンドメイドだけあって、アップでみるとアルミに磨き傷や、溶接跡が凸凹していたりと、全体に仕上げ直さないとダメな部分もありますね。 |
まずは、全体の形を整えつつ、傷部分をパテ等で埋めサフェーサーを吹いて仕上げていきます。 立体かつ複雑な形状の為に、ボンネットにフィットするように合わせていくのが大変でした。 |
キットには取り付け説明書がある訳でもなく、また、ボンネットに固定する穴位置等も決まっていません。 当時の車輌の写真をみながら、大体の取り付け位置を割り出していきます。 |
位置決め、そして穴あけを行い、ポッドに塗装を行いました。 そして、まずはポッドを車輌に取り付け。 |
取り付け位置は、まず左の写真の山の頂点4箇所をボルトナットにて固定。 ポッドの縁にはL33EJBと同様にゴムを取り付けました。 後はポッドの中のステーを左右一箇所ずつボルトナットにて固定。 合計6箇所で固定しています。 |
次に、ポッドにライトリムを取り付けます。 取り付けは3本のボルトで行うのですが、そのまま光軸調整も兼ねている作りになっています。 |
次にライトをリムに取り付け。 これを4個分行うのですが、4個目は裏側に手を入れることが出来なくなるので、ちょっと大変でした。 |
さあ、そして完成した姿です。 どうです? かっこいいと思いません? ランプは外2個がドライビング、中2個がスポットになっています。 L33EJBと同様にPIAA製のランプとなっています。 |
すこし派手に見えますが、かっこよく出来たと思います。 もう少し車輌側をデコレーションしてもいいですね。 こういう遊び方が出来るミニっていいですよね! また、取り付け等に興味のある方、お問い合わせ下さい。 |