MINIを仕立て楽しもう!

前回で紹介したオーバーフェンダーのペイント及び取り付けが完了しました。 まだ、ホイールがノーマルなのですが、どうです? 雰囲気変わったと思いませんか? オーバーフェンダーの形状もそうですが、メッキモールが付くと雰囲気変わりますよね。 さて、ホイールはどうしようかな。



さて、ここでホイールの選択なのですが、5Jサイズのオーバーフェンダーに組み合わせて・・・ということで悩みます。 下左の写真のようにCRホイール(写真は4.5Jです)もいいし、下右のようにコスミックも大人な雰囲気でいいし・・。 さぁ、どうしましょう。



色々と悩んだ結果、定番ではありますがミニライトでいく事にしました。 ミニライトというと、シルバーが定番ですが、グリーンのボディカラーにはゴールドも似合うので、ここではゴールドのミニライトでいきます。 さぁ、そうと決まれば、組み付けの準備です。



まず、ノーマルのホイールは12インチというサイズ。 10インチのホイールを履くためには、フロントブレーキを変更しなければなりません。 下左の写真は、手をつける前のブレーキ周りです。 ここに下右の写真の10インチKITを組み付けて、10インチのホイールを履けるようにするのです。



各パーツを見比べてみましょう。 2枚の写真とも、左側が12インチ、右側が10インチのパーツです。 12インチの方が一回り大きいのが解るでしょうか。 ブレーキサイズを拡大した為に、10インチのホイールが履けなくなり、結果12インチサイズになったのです。 そこで、ブレーキ周りを10インチサイズの時の物に変更して、10インチのホイールを履くわけです。



今回、追加作業としてHi−Loキットも同時に組み付けを行なっています。 ミニのサスペンションはゴムの塊で出来ており、ゴムが潰れた分の補正をして車高を整えるのがHi−Loキット。 ミニでは必需品といえる装備です。 足回りを折角ばらしていますので、一緒に組んでしまいましょう。 写真は上側の黒い方が純正パーツ、シルバーの方がHi−Loキットです。 Hi−Loキットは全体がネジになっており、ネジで長さを調整する事により車高を上げたり下げたりする事が出来る仕組みとなっています。



ちなみに、リアブレーキ側というのは、特に改造作業は必要ありません。 ミニのリアブレーキはドラムブレーキなのですが、リアは10インチ、12インチともに共通の部品を使用しています。 つまり、そのままで10インチのホイールが履けますので、改造が必要ないのです。



10インチKITの組み付け、Hi−Loの組み付けが完了しました。 ちなみに、10インチKITに付属するブレーキパットは全然効かない為、当店ではフェロード製のブレーキパットに変更して組み換えを行なっています。 さぁ、後はホイールの組み付けです。

まずは、完成した姿をじっくりとご覧下さい。 どうですか?



レーシンググレーンのボディカラーにゴールドのホイールの組み合わせ、珍しい組み合わせではないですが、一般的にはシルバー系か黒系の組み合わせが多いので、新鮮に感じませんか? あまり太いサイズを選択しなかったのと、メッキモールを取り付けてセットアップしたことで、上品に見えますね。 いかがですか? こういった楽しみ方が出来るミニっていいですよね。