このクーパーSは、ショートストロークの1071Sです。 約18年前に輸入され、2年ぐらいかけてフルレストア、フルオーバーホールして仕上がった車輌です。 レストア後16年経った今でも特に大きな問題も無く、当時の仕上げの良さでちょくちょく楽しく走っています。 それでもここにきて、シリンダーヘッドの面研や、足回り、ブレーキ回りのメンテナンスをやり直したく、近日中に仕上げる予定です。 特に今回は1071Sの特徴を最大限に活かしたく、ブレーキ・足回り関係を高回転ユニットに遜色ない様、仕立て直します。 クーパーSは走るパワーユニットですので、素材の良さを最大限に活かし、もう少しチューニングを試みたいと考えています。 では、詳細を楽しんで下さい。



   1071ccショートストローク改

・リチャードロングマンGT15チューニングヘッド
・ウェーバーDCOE40キャブレター+インマニ+LCB
・チタン製ローラーロッカー
・オーバーサイズ(+20)フラットトップピストン
・63度ケントハイカム
・軽量バルブリフター
・3シンクロミッション
・3.64ファイナルギア
・モカール13段オイルクーラー
・ミツバ製フューエルポンプ






今後の予定

・ヘッドをダウントンST3に換装(現在オーバーホール中)
・キャブレターをウェーバー45DCOEに変更
・ジャンスピード製インマニ+LCB交換



・フロント2.2度ネガティブキャンバー
・2POTクーパーSキャリパー
・MINITEX製アスリート ブレーキパット
・AVOショックアブソーバー
・KAD製アルミラジアスアーム
・KAD製アルミドラム
・リア調整式ネガティブキャンバー



足回りのチューニング予定

・KAD製4POTキャリパーに変更
・KAD製ブレーキマスターに変更
・現在、外しているナリタ製スタビライザーの取り付け



・ミニライト製マグネシウムホイール
  フロント5J−10+AVONタイヤ
  リア5.5J−10+AVONタイヤ
  (普段使用はミニライト5J−10+ADVAN0232R)
・レーシングタイプミラー
・シビエW反射ヘッドライト
・5.5Jオーバーフェンダー
・マニフロー センターマフラー
・ルーフペイント(ボディ同色)
・アルミツインタンク
・ドライバッテリー








・スミス製クロノメトリックタコメター(スパイ針付き)
・26Rステアリング
・ステアリングアジャスター
・ヘラー製ハザードスイッチ
・ブリタックス4点シートベルト×2
・BMCワークスタイプシート×2
  (グリーン×ゴールドブロケード)
・ChubbFire製ハロン消火器
・アルミフットレスト(Hi−Loスイッチ取り付け)







この1071Sの仕立ての問題として、何しろBMCは走る事だけの車を仕立てたのだと思います。 低回転は遅いし、ノーマルの1000ccの方がスムーズ。 山では、高回転で走らなくては登らない、ノーマルの足では話しにならない、3シンクロのミッションは速く走る事には全く向かない。(近い将来、4シンクロ/クロスが欲しい) 更に、暖まるとギアは抜けないし入りづらい。 ブレーキは石のようで止まる気がしない。 でも、良くメンテンスしているので、クラッチは軽い。 それでも回転を合わせ4500rpm〜6000rpmの間をキープすれば、低回転の煩わしさを忘れさせてくれる程で、そのレスポンスの良さは格別。 特に8000rpm〜9000rpmは、口では言い表せません。 でも、壊れそう・・。 何しろバイクみたいな車です。


MINIYA Ai FRAGILE

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