レース用5スピードドグミッションを、街乗りでどこまで支障なく使えるか? そんな思いもあり私の緑Sのミッションオーバーホール時期というのもあり、今回選択して仕立ててみました。 多少の面倒な事もありましたが、とりあえず楽しくロングツーリングやタイムラリーの参加もOK。 特に高速走行が楽になりました。 簡単な詳細および、動画をご覧くださいませ。 動画からもフィーリングの良さは伝わるかと思います。

シンクロの無いドグミッションですが、回転を合わせてあげれば非常にスムーズに、そしてシンクロが無い分ダイレクトなフィーリングでの操作感が素晴らしいと思います。 全体のギア比としてはファイナルギアは3.76を選択し、ドロップギアでギア比の変更も含め最終ギア比は3.9に近い数字となっております。 1速が若干2速よりのため発進に少しだけ気を使いますが、基本1速は走り出ししか使わないのでそれほど気にはなりません。 1速から2速、3速、4速とシフトしていった時のつながりの良さは特筆。 大げさなようですがF1のシフト?と言いたくなるようなフィーリングです。 4速で直結、5速がオーバードライブとなるのですが、5速での高速走行ではギアの音も静かで長距離ドライブも非常に楽にこなせます。 普段は1〜4速がメインとなるかと思いますが、トータル的に思っていた以上に使い勝手が良かったです。 何より、シフトアップ、シフトダウンともにつながりの良さが非常に楽しく思える仕様となりました。


また、今回同時にLSDも組み込みました。 これによりコーナーでの駆動のかかりが非常によくなり、安定度も増したと思います。 それほどキツイLSDではないのでキックバックも少なく、街乗りも含め非常に扱いやすいですね。 まだ慣らし中のためサーキットへは持ち込んでいませんが、サーキット走行でも非常に楽しめるかと期待しています。

MINIYA Ai FRAGILE

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