数年経って、その後の状態の更新です。 トータル的にポテンシャルアップを計りました。 その内容をお楽しみください。 |
まず、シリンダーヘッドの変更。 ダウントン製クーパーS用ST−3チューニングヘッドです。 とりあえず載せていたロングマン製GT15チューニングヘッドのシリンダー容積は21cc、ダウントンヘッドに換装する事により16ccへ縮小となり、より高圧縮エンジンとなります。 もちろん、ヘッドは面研、すり合わせ、オーバーホールを行ない組み付けています。 ヘッドの換装に合わせ、キャブレターもウェーバー40DCOEから48DCOEに変更。 きっちりセッティングを出しています。 |
足回りについても、今回手を加えました。 まず、フロントショックの部分にアブソーバーブラケットを追加。 このパーツは、ショック本体に角度を付けることにより、サスペンションからの力が真っ直ぐにショックに入るようになる働きのあるもの。 フロントサスペンションの働きをより以上に向上させる為のパーツです。 また、ブレーキについてもKAD製POTキャリパーに変更と同時にKAD製ブレーキマスターに変更しました。 これにより製動力はもとより、油圧系の強化によりコントロールのしやすさと、ブレーキにより車体の方向を変えるような使い勝手も大きく増したと思います。 |
ヘッド回り、キャブ回りの変更により、以前に比べ中〜高速域のメリハリとトルクアップしました。 特に4000rpm〜6500rpmは良く使う回転域なのですが、その部分のレスポンスは非常に良く、気持ちよい使い勝手となりました。 また、ブレーキに関しても初期制動が良く、車の動きに対して加減速のタイミングがつかみ易く、それにより山道やサーキットではより以上に車の頭の入りが良くなりました。 おもしろいです。 |
上記のインプレッションの内容から数年経ち、快調に長距離のイベントからサーキット走行、時にはサンデーレースなどを楽しんできましたが、「そろそろエンジンの腰下とギアBOX、そして水回りを・・・」と思っていた矢先にトラブル発生。 ミッションのローギア(1速)の歯がかけてしまい異音がするようになってしまいました。 音の原因は歯欠けだったのですが、実際にエンジンを分解し確認するまでは、デフなのか何なのか解らず、少々乱暴に扱ってしまった報いなのか・・・と不安な気持ちとミニに対して申し訳ないという気持ちでした。 結果的に、歯欠けだけではなくメタル類にも痛みがあったので、丁度良い時期に他に影響の出ないトラブルで良かったと思っています。 |
と、言う事で更なるチューニング。 メニューはピストンを+20〜+40へ各部分の組みなおし&バランス取り。 デファレンシャルなどはそのまま3.67とし、クロスミッションを投入することに。 しかし、ここで悩みどころなのが、4シンクロクロスにするか、3シンクロのままクロスで行くかという事。 最終的に4シンクロで行く事とし、ミッションケースごと(3シンクロと4シンクロではケースが違う為)交換・組み上げました。 もちろん各部丁寧にすり合わせをして、組み付けています。 また、熱量の増大に対応するためラジエターはコア増しタイプに変更。 上記の内容で更に使いやすく、楽しめる車にセットアップ出来ました。 1275Sより速いかも? ノーマルの1275Sよりは速いと思います。 今の所、すべてのフィーリングに喜んでいます。 |
この4月にクラシック・マラソンに参加してきました。 そのため、少し雰囲気を変更してカーフードカンパニーのシートと、ステアリングも変更しました。 また、隠すようにETCユニットも取り付け遊んできました。 |