お奨め時期  春、夏、秋(冬は凍結)
お奨め時間  おぎのや 6時頃出発
       (7時を過ぎると、一般車が多くなります。)
所要時間   おぎのや〜ゴール 30分程度
       
高崎〜おぎのや 40分程度

今回紹介するミニみちは、碓氷峠旧道です。 碓氷峠は、某マンガにも出て全国的にも有名になりました。 ちなみに、碓氷峠は”うすい とうげ”と読みます。 群馬県民には当たり前の事なのですが、他県の方だと読み方が解らない方もいるようなので念のため。

碓氷峠には道が2つあり、バイパス(最近、無料になりました)と旧道があります。 今回、紹介したいのは旧道の方です。 碓氷峠は群馬県西部、松井田町から軽井沢までの国道18号線です。全長は8kmくらい?でしょうか。(全184コーナー) バイパスは道幅も広く走り易いのですが、登りもきつく、ミニで走るにはあまり楽しめません。 その点、旧道の方は道幅は狭いですが小さなコーナーが多く、ミニ本来のキビキビした走りを楽しむ事が出来ます。 是非、旧道を走ってみてください。

まず国道18号で松井田から軽井沢方面に向かいます。 上信越自動車道をくぐり、右手に横川駅(信越本線)があります。 その正面におぎのやというドライブインがあります。釜飯の大きな看板があるドライブインです。 ひとまずここで一息入れましょう。

おぎのやで休憩したら、いよいよ旧道に向かいます。 国道18号を500mくらい進むと緩い右カーブになるのですが、曲がりきるあたりで左斜めに入る道があります。 これが旧道の入り口です。 旧道という看板が出てるので、すぐに解ると思います。 旧道側に入ると18号の上を通り、しばらく直線が続きます。 直線が終わるとお待ちかねの峠道。

峠道が始まったら2速メインで5000rpmくらいまで回してあげて下さい。 2速、3速は使いますが、4速は使いません。 あまり早くシフトアップしてしまうと失速して登らなくなってしまいます。 小さいコーナーが多いですから、コーナーでは2速、コーナーを抜けてストレートで3速という感じです。 小さいコーナーが連なっている所では、2速キープで登って行きます。

コーナーにはそれぞれ番号が付いていて1番コーナーから184番コーナーまで。 1番から始まり、軽井沢側の最終が184番。 これでもかっ!というくらいコーナーが続きます。 コーナーはブラインドもあり、対向車に注意して走りましょう。 また、一般車輌で遅い車もいます。 無理をせず、いつでも余裕のある走りを心がけて下さい。

ゴールは軽井沢の駅前。 そのまま軽井沢から北軽井沢方面へ抜ければ違う峠も楽しめます。 軽井沢でゆっくりしていくのも良いですね。

途中、ガードレールの上にサルがいたり、紅葉シーズンなどは、キレイな紅葉を見ながら走る事が出来ます。 飛ばすだけでなく、ゆっくりと景色を見ながら走るにも最適。 県内はもとより近県の方は是非走って見ましょう。

旧道は、かなりきついコーナーもありますので、自分のペースで無理なく走りましょう。 ある程度リズムが取れるようになると、ミニ本来の走りが出来て走る事が楽しくなると思います。

たまには早起きして走りに行ってみましょう。 いつもと違う景色が楽しめるかも。