夜間や雨天の時、ミニに乗っていて「ライトが暗いよなぁ。」と思いませんか? 特に、後ろにRV車や大型トラックが付いたりすると、後ろの車のライトで自分の影が前に出来てしまい、全然見えないという経験をした事がある方も多いはず。 「ミニのライトは暗いもの」とあきらめていませんか? ここでは、ライトを明るくする1つの方法を紹介したいと思います。

ミニ純正のヘッドライトは「シールドビーム」と言い、ライトのバルブだけでは交換が出来ないタイプの物が装備されています。 つまりライトそのものが電球と一緒で、切れた場合にはソックリ交換する事となります。 このシールドビームは光量も少なく、純正の物はレンズのカットもあまり良くない為に照射範囲も狭く、とても暗いのです。 そこで一般的なバルブ交換の出来るタイプのヘッドライト(H4タイプ)に変更する事で、光量をアップしてあげる事が可能。 しかし、ヘッドライト交換には1つ注意するべき点がある。 それはライトリレーを装着する事。 ヘッドライトの光量が上がると当然配線を流れる電気量も増えるのですが、ノーマルの配線は細く、配線が熱を持ったり、コネクターが焦げてしまったりする事ある。(コネクター焼けについては「事件です!」コーナーを参照して下さい。) また、配線が細いと電気の流れる効率も良くないのです。 それを解消するのがライトリレー。 配線の保護と、効率を確保する為のパーツです。 下の写真は、CIBIE製ヘッドライトとBOSH製のライトリレー。 今回は、この2つの取り付けで紹介していきます。



ヘッドライトの交換に関しては、特に難しい事はありません。 ノーマルのシールドビームを取り外し、H4タイプのライトに交換、そして光軸の調整を行うだけです。 もう1つのライトリレー、こちらの取り付けは、配線の加工・取り回し、そしてリレーの取り付け位置に注意しながら行います。 電気は目に見えないだけに、気を使う作業ですね。 写真の車はエアコンも無く、エンジンルームに余裕があるので、写真の箇所にリレーを取り付けしました。



下の写真は、作業前と作業後で比較したもの。 右側がライト&リレー取り付け後のものです。 どうですか? 比較して、明るくなっているのが解るでしょうか? ライトの光量が上がると夜間だけではなく、雨天時も楽になります。 ライトが暗いと悩んでいる方、是非、ライト&リレーを取り付けてみましょう。 夜のドライブが楽しくなるかも知れません。